灯台を訪ねて-遠江吉田港東防波堤灯台 Totomiyoshida Ko

遠江吉田港東防波堤灯台(とおとうみ よしだこう ひがしぼうはていとうだい)

静岡県の榛原郡(はいばらぐん)吉田町(よしだちょう)にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 2490.5
位置(緯度経度) 34 45.0N,138 16.1E
灯質 単閃赤光 毎3秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 15
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 7
構造 赤塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 9.7
備考
訪問日 2019年8月5日

ちなみに灯質欄の「単閃赤光 毎3秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は3秒間隔で1回ピカッと赤色に光ることを繰り返します。

灯台の位置です。

訪れたのは2019年8月5日。遠くではありますが台風8、9、10号の影響を受けてか時々大きな波が防波堤を打ち付け、乗り越えてきます。
防波堤は陸続きで歩いて行くことは出来ますが、こんな危険な状態では防波堤を歩くことは出来ません。更に防波堤へ続く敷地は工事中でフェンスと「工事関係者以外立ち入り禁止」の看板があっていくことは出来ません。

対岸の防波堤の先端であれば波の来ることはないようですので望遠ズームで撮影します。
もちろん万一のために救命胴衣とヘルメット着用です。

写真では海は穏やかに見えますが時折・・・ドーンと波が防波堤に当たり高くまでしぶきを上げて乗り越えてきます。
灯台周辺の防波堤が波で濡れているのがわかるでしょうか?
波しぶきと灯台のコラボを撮ろうと良い場所はと思ってウロウロしていると大きなカニが現れて、しばしカニと戯れているうちに忘れちゃいました(;^ω^)

灯台下の部分です。焦点距離35㎜判換算約650㎜での撮影です。
コンクリート造りタイル貼りになっています。
入り口の右側面に貼ってある白い紙は「いせえび採捕禁止」と書かれています。
灯台入り口扉の取っ手に頭からかぶるタイプの救命胴衣がぶら下がっています?
入り口の上の壁面に四角で黒っぽい物が見えます。更にズームアップしてみましょう。

焦点距離35㎜判換算約8000㎜での撮影です。
やはり「初点記念額」でした。
なんとか灯台の名前は読み取ることが出来ます。
上の大きな文字2行が灯台の名前。
その下2行は「初点」の年月日と「改築」の年月日と思われます。
一番下の行は何でしょう?・・・やっぱり近づいて見たみたい、触れてみたい!

灯台の上の部分です。
焦点距離35㎜判換算約850㎜での撮影です。
3段重ね(?)のLED灯器と少し大きめの太陽光発電パネルが見えます。
コンクリート製の灯塔って円柱(中までコンクリート)じゃなくって円筒(筒状で中は空洞)なんですかね?
だって昇降用階段の横を見ると灯塔からTの字をしたパイプが下りていますよね。
これって換気孔(排気)だと思うのですが・・・って事は円筒。

私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約8000㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか?     「灯台リストへ」


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