酒田灯台(さかた とうだい)
山形県の酒田市にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1380(M7082) |
位置(緯度経度) | 38 56.8N,139 49.0E |
灯質 | 単閃白光 毎8秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 41 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 18 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 30 |
備考 | 明弧 18°~ 198° |
訪問日 | 2019年9月 5日及び6日 |
ちなみに灯質欄の「単閃白光 毎8秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は8秒間隔で1回ピカッと白色に光ることを繰り返します。
灯台の位置です。
海上保安庁さんのホームページを見ると「展望施設(酒田北港緑地展望台)を併設したデザイン灯台」と書かれています。
でも、山形県のホームページを見ると「展望台に灯台が併設された」と書かれています。
存在感から行ったら展望施設を併設した灯台というよりも、灯台を併設した展望施設といった方が良いのかもしれません。
だって、屋上からチョコンとわざとらしい形状で突き出た灯ろうを見なければ「大きな展望台」ですよね。
灯台の正面側の周囲は私有地であり「立ち入り禁止」となっていて写すことが出来ません。
東側にある緑地公園駐車場からの撮影です。焦点距離35㎜判換算約95㎜。
灯台の北側に駐車場があります。
駐車場からの撮影です。やはり松林が邪魔で足元が見えません。
焦点距離35㎜判換算約95㎜。
酒田北港緑地展望台の開館時間は午前10時~午後5時。
でも5月1日から9月30日までの夕日の見える日は、日の入りまでと粋な計らいがあります。
一般的な見学できる参観灯台は「参観寄付金」として大人(中学生以上)200円なのですが、酒田灯台の場合は「参観灯台」となっていません。ですから入館料は無料です。
灯台の入り口近くです。
高い施設です。思わず階段が何段あるのか頭の中で数えてしまいました。
でも、大丈夫。1階から展望台のある階までエレベータがありました。
少し離れて灯ろうの部分をズームアップしてみます。焦点距離35㎜判換算約1000㎜。
灯ろうの部分だけを見ればシッカリ灯台ですよね。
灯器の部分をズームアップ。焦点距離35㎜判換算約3600㎜。
灯台(展望台)の中へ入って見ましょう。
展望台と灯台の仕様が書かれているものがありました。
こういうのって助かります。
さて次は、灯台につきものの「初点記念額」にご挨拶しましょ・・って思って探してみたのですが見つかりません。
入り口にある事務室にいた方にお尋ねしたのですが「時々そのような事を尋ねられるのですが分かりません。」とのご返事。ご親切にも一緒に展望台入り口周辺を探して下さいました。
後で思ったのですが、やはり展望台と灯台はシッカリ区分して管理されていることから「初点記念額」は灯台の近くにあるのではないか?と思います。
機会が合ったらリベンジいたしましょ。
360°カメラの映像です。
酒田灯台 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
翌日、飛島へ向かうフェリーの船上からの撮影です。
後ろに見える山は「鳥海山(ちょうかいさん)」です。
ちなみにこの酒田灯台は三代目だそうです。二代目はすでに撤去。
ただ、初代酒田灯台は木造六角形の珍しい灯台であり酒田市内の日和山公園内に移設保存されているそうです。
機会が合ったら訪ねてみましょう。
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
次はこのまま飛島にある灯台を訪ねてみましょう。 「灯台リストへ」
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