筒石港北防波堤灯台(つついし こう きた ぼうはていとうだい)
新潟県糸魚川市(にいがたけん いといがわし)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1298 |
位置(緯度経度) | 37 08.2N,138 03.0E |
灯質 | 連成不動単閃緑光 毎5秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 16 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | F 2 Fl 5 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 8.3 |
備考 | ― |
訪問日 | 2022年 5月 31日 |
マップコード | 707 156 880*02 |
ちなみに灯質欄の「連成不動単閃緑光 毎5秒に1閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
光達距離が2種類書かれています。F(Fixed (固定)) そして Fl(Flashing(点滅)) の意味です。
この灯台の場合「到達距離2海里の光が固定して光っていて、更にその中で光達距離5海里の光が5秒間隔で閃光する」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。
国道8号から分かれて筒石漁港へ降りる道はチョット迷いますが事前にGoogle Mapで確認しておけば大丈夫。年季の入った漁協の建物横の駐車場はナンバーが書いてあり関係者以外駐車禁止のようです。
そこへは停めずに、港の奥の広い場所へ。荷揚げ作業や工事中でなければ防波堤の付け根付近に駐車できそうです。
防波堤灯台へ行く場合の必需品、救命胴衣とヘルメットを着用して進みます。
左の奥に目的の「筒石港北防波堤灯台」が見えています。右側には廃止となった「筒石港沖防波堤北灯台」が・・・・ん?なんか見えますね。後で近づいてからシッカリを見てみましょう。
んんん!! 一番右端見えるのはいつもの立入禁止の看板付きフェンスのようです。(;´Д`)
右側の一段高い防波堤部分までフェンスはありませんから行けそうですが、高さ2m以上は絶対にあります。その外側は外海です。・・・・怖いのでやめます。(;^ω^)
????フェンスの扉が開いていました。初めての経験でしばし唖然。
「私が訪ねてくるって知っていて扉を開いてくれてんだね💛」そんなことがあるはずは絶対にありません。 少しだけ後ろめたい気はありましたが・・お邪魔しまーす。
訪れた日は雨模様。防波堤の上は濡れて滑りやす状態になっています。ゆっくり慎重に歩きましょう。
途中で一人釣り師に会いました。この人がフェンスの扉を開けたのかな?
防波堤の高さは3段でその先に灯台が建っています。防波堤の段部分にはコンクリート製の階段があって進むには問題ありません。下の写真は中間の2段目から撮っています。左側に階段が見えています。
灯台の全体写真です。標準型防波堤灯台の鉄筋コンクリート造りRLC型に似ているのですが、なんかチョット違うような? 表面にはタイルが貼られています。・・所々タイルが剥がれ落ちています。
過酷な環境の中で港に従事している人たちのために戦っている傷跡ですね。
灯台に近づく前に灯台上部を撮っときましょ。
灯器はよく見かけるようになったLED。太陽電池モジュール(ソーラーパネル)がこの位置からでは見当たりません。商用電源を使ってるはずはないですし、後で確認してみましょう。
避雷針の先端部分の形状が素敵です。技術的にこの形状が良いのでしょうか?それとも私みたいなこの形状が素敵だなって言ってもらえるようにしたのかな? 技術的で間違いないでしょうね(;^_^A
デッキ側面から飛び出して取り付けられているリング状のものは何に使われているのでしょう。
ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示いただけたら嬉しいです。
灯台の正面側です。近すぎるとこんな見上げた格好でしか撮れません。
太陽電池モジュール(ソーラーパネル)が見えました。
近づくとタイルの剥がれ落ちが目に付きます。
入口扉の上に「初点記念額」が見えます。
「初点記念額」です。
こんにちは。あなたに会いたくて訪ねてきました💛
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。
アッ!! いけねぇ!!「筒石港沖防波堤北灯台」を訪ねることを忘れていました。
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