デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss MENUボタン静止画撮影2 オートライティングオプティマイザ

デジタル一眼レフカメラ キャノンEOS Kiss X7i を対象としてMENUボタンで設定する静止画撮影2の中の「オートライティングオプトマイザ」について学習してみましょう。

メニュー画面です。「オートライティングオプトマイザ」・・なんて長ったらしい名前でしょう。液晶画面の中に入りきらず、横にスクロールして表示しています。

英文だと「Auto Lighting Optimizer 」で、直訳すると「自動照明最適化装置」になります。

長ったらしいんだから 得意な頭文字だけの短縮「ALO」にでもしたらいかがと思うのですが。でも結局「オートライティングオプトマイザ」がいちばんシックリくるようですね。

そもそも「オートライティングオプトマイザ」ってなんなんでしょうか?

使用説明書の125ページです。内容説明文の抜粋転記です。


この内容からすると暗い場合は明るく、コントラストが低い場合は高く補正してくれるようですが、その逆 明るい場合は暗く、高い場合は低くは無いようですね。後で実際に確認してみましょう。

「コントラストが低い」とは?「コントラスト」って知っているようで説明しろって言われると誰もが困ってしまいませんか。キャノンさんのホームページの写真用語集で調べてみました。「コントラスト」へのリンクです。写真入りで分かりやすいですね。

もうチョット「コントラスト」の表現に対して調べた内容については別ページ「コントラストって何!?」に書いています。

メニュー画面で「オートライティングオプトマイザ」を選択して設定画面へ。

説明書通りで初期状態は「標準」に設定されています。設定状態が文字で表示されていると同時にアイコンが青色になっています。

下に「[INFO]☑マニュアル露出時はOFF」って書かれています。やっぱりMモード「マニュアル露出」はある意味特別な存在のようです。

「[INFO]☑マニュアル露出時はOFF」の☑部分をタッチすると✔マークが消えます。これは「応用撮影ゾーン」(M、Av、Tv、P)全てに共通になっています。

ところで「標準」ってどんな設定なんでしょうか?その辺はカメラ任せみたいですね。

「標準」から別の設定に変えてみましょう。「十字キー」又はタッチパネルで右端を選びます。赤枠が移動して、文字表示が「強め」に変わりました。アイコンの色は変わっていません。

「十字キー」又はタッチパネルの「SET」を押すと選択確定になり、アイコンの色が青色に変わりました。この青色に変わる前に「SET」完了と思い込んでメニュー画面に戻ったり、シャッターを半押しして撮影、設定状態画面に戻ると設定前の状態に戻ってしまいます。

「強め」って「標準」に対して強めなのか、「しない」に対して強めなんでしょうかね?

左から2番目の「弱め」の場合です。

しつこくなりますが「弱め」って「標準」に対して弱めなのか、「しない」に対して弱めなんでしょうかね?

左端の「しない」の場合です。

なんか「いさぎよい」って感じです。

「しない」の場合ですがアイコンの右下に「OFF」の文字があります。

他のアイコンの場合に差はあるのでしょうか?

今までの画像では見えづらいので大きくして比較してみましょう。

左から「弱め」「標準」「強め」のアイコンです。良く見ると棒グラフの部分に差がありますね。よほど気を付けて見ないと判別が出来ません。まして私なんかの遠近乱プラス斜視の目では無理。でもねシッカリと文字で表示されていますからなんの問題もないでしょう。

それでは実際にどのように撮れるのか確認してみましょう。疑問に思っていた「強め」「弱め」とは「しない」に対してなのかそれとも「標準」に対してなのかも分かるでしょうか。

明確な差が現れてくれるのでしょうか。 

長くなってしまいました。 続きは次回2で。

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デジイチの上サイドバートップ
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