酒田港南防波堤灯台(さかたこう みなみぼうはていとうだい)
山形県酒田市にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1374 |
位置(緯度経度) | 38 56.2N,139 47.6E |
灯質 | 群閃赤光 毎5秒に 2閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 21 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 7 |
構造 | 赤塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 16 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年9月 6日 |
ちなみに灯質欄の「群閃赤光 毎5秒に 2閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「1周期を5秒としてその間にピカッ、ピカッと2回連続して光る」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。
灯台は陸続きの防波堤の遙先です。防波堤は途中まで車で行くことが出来ます。
でもそこから先約2000mは歩いて行くしかありません。
灯台に近づく方法がもう一つ。船で行くことです。
船で行くと言っても専用の渡船がある訳ではありません。
酒田市の沖合に浮かぶ「飛島(とびしま)」へ行く航路がこの灯台のすぐ横を通過する際に撮ることが出来ます。
防波堤を歩いて往復4000mって思うと、どうせ「飛島」へ渡って灯台の写真を撮るんだからと楽な方を選んでしまいました(;^ω^)
船上から灯台までの距離約150m。焦点距離35㎜判換算約450㎜。
コンクリート製ではありません。円筒形の物を繋ぎ合わせています。
この灯塔、海上保安庁 酒田海上保安部さんの情報では「鉄造」で太さは2.5m。
設置年月は昭和26年7月16日だそうです。
設置年月と言っても一番最初に設置した時であって、その後に南防波堤は延伸工事が続けられ、昭和63年10月に移設。
更に防波堤の延伸工事が進み現在の位置には平成26年6月に再移設されています。
外観は綺麗です。とても60年以上も風雪に耐えてきたなんて感じじゃありません。
でも、その間色々と大変だったんでしょうね。
自分の歳に近いとなんとなく共感って言うか・・・気を使ってしまうのです。
ズームアップしてみます。
すぐ右横に見える柱のような構造物は起重機船のジブ(腕)です。
灯台の横で工事をしています。
灯器はLED。電源は太陽光発電システムです。
ありがとう!会えてよかった!
「これからも元気でしっかりガンバレヨッ!」って言ったら。
「おまえもな! 」って返してくれたような気がしました。 また会えたらいいな。
次はこのまま飛島にある灯台を訪ねてみましょう。 「灯台リストへ」
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