八森港西防波堤灯台(はちもりこう にし ぼうはていとうだい)
秋田県山本郡八峰町八森(やまもとぐん はっぽうちょう はちもり)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1420 |
位置(緯度経度) | 40 22.5N,140 00.0E |
灯質 | 単閃緑光 毎3秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 15 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 4 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 12 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年 9月 9日 |
マップコード | 598 420 555*22 |
ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は3秒間隔で1回ピカッと緑色に光ることを繰り返します。
灯台の位置です。
灯台の建っている防波堤は陸続きではない沖防波堤です。
陸続きの防波堤と細い橋のようなもので繋がっているようですが危険のため諦めます。
灯台を正面から見える場所で歩いて行ける場所を探します。
灯台までの距離約370m。望遠撮影とします。
焦点距離35㎜判換算約500㎜での撮影です。
外観から標準型防波堤灯台のRLB-P型と思われます。
コンクリート造り。表面はタイル貼りになっています。
灯台部分をズームアップします。焦点距離35㎜判換算約950㎜。
上部を更にズームアップします。焦点距離35㎜判換算約2000㎜です。
灯器はLED。電源は太陽光発電システムです。
灯ろうの上の三角錐屋根天井に鳥よけ用の棒がツンツン取り巻いています。
灯台下部の管制器室入り口に貼ってある初点記念額が見えます。
最大ズームの焦点距離35㎜判換算約8000㎜。
ちょうど光と影の境が通っていて見え辛いですね。なんとか文字が読めそうです。
普段は撮った後の写真を編集などしない「撮って出し」を基本としているのですが、どうしても初点記念額に書かれた文字を知りたいと思い、上の写真から初点記念額の部分をトリミングと光の調整をしてみました。
一番上の段 八森港
二段目の段 西防波堤灯台
三段目の段 初点 昭和39年12月
四段目の段 改築 昭和59年11月 と読めました。
「焦点距離35㎜判換算約8000㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。
同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。 「灯台リストへ」
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