宮ノ埼灯台(みやのさき とうだい)
新潟県佐渡市(にいがたけん さどし)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1332 |
位置(緯度経度) | 38 12.3N,138 29.5E |
灯質 | 等明暗白光 明3秒 暗3秒 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 43 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 8 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 10 |
備考 | ― |
訪問日 | 2022年 5月 30日 |
マップコード | 752 434 162*26 |
ちなみに灯質欄の「等明暗白光 明3秒 暗3秒」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「白色点灯時間3秒と消灯時間3秒が等しく点滅するもの」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。
佐渡島のどの位置にあるのか分かりづらいですね。マップを広域にしてみましょう。
2019年に佐渡島にある沿岸灯台、防波堤灯台 合計43基の灯台を一気に訪ねようと計画し、実行に移しました。佐渡島へは自家用車で渡って3泊4日の車中泊です。 計画達成!
帰りのフェリーの中で撮りためた写真の仕分けで気付いたことが・・・アララ? 1基足りない?
なぜか宮ノ埼灯台を訪ね忘れているじゃないですか (;´Д`)
2022年5月・リベンジにやってきました。 今回は新潟港朝一番発6時に乗船し佐渡両津発12時40分でかえってくる強硬日帰りの計画ですので自家用車では渡らず佐渡汽船フェリー発着港のすぐ近く、両津のレンタカー屋さんを前日予約しての訪問です。
毎回フェリーに車を載っけてでは年金暮らしのジジイには財布のダメージが辛いのです。
弾丸日帰りで計算してみたらレンタカーの方が安かったのです。
ちなみに佐渡汽船の運賃表はこちら。
佐渡へ行かれる方へ、特に車で渡航するためにフェリーを利用される方は事前に佐渡汽船さんのホームページの中の「割引情報」のページをチェックしてください。往復で1万円程度もお安く利用できるかもしれません。
佐渡へ行かれるなら「さどまる倶楽部」も事前にチェックしておくとお得ですよ。
レンタカーですのでカーナビの設定方法がイマイチ分からず、大体こんなもんかなって感じで設定。
途中で車幅イッパイくらいの砂利道で不安もありましたが遠くに灯台が見えてきました。
田植えが終わったばかりの風景です。中央のあぜ道みたいのところを走ります。
少し遠くに農家の方々が畑仕事をしています。なにしろ狭い道幅ですからなんとか軽自動車程度ならすれ違い出来そうな場所に停車です。
灯台の全体と言っても下の方は木や草で隠れてしまってます。
灯台右の電線はなんでしょう? 灯器はここから見てもLEDですから商用電源を引き込む必要もないと思いますが? 照射灯が付いてたっけ??
鉄筋コンクリート造り、表面はタイル貼り。灯塔の形状は四角で途中まで内部階段で上がり、最上部のデッキには途中からの外階段で上がるのですね。
灯器はむき出しで灯ろうなんかに囲まれていません。冬に緊急修理だっ!なんて言ったら嫌だろうな。
灯台の周囲はコンクリートブロックに囲まれていて、西側に門がありました。
雑草が絡みついて門を開くのに一苦労。 中は雑草どころか木が生えています。
いつもなのですが門を開いて敷地内に入る緊張感がたまらない。
もしかしたらどこかに防犯カメラが設置されていて変なジジイが入らないように監視してるんじゃないかってね。 それにしても酷い雑草 (;´Д`)
いつものように先ずは「初点記念額」に挨拶しましょう。
こんにちは。あなたに会いたくてやって来ました。💛
太陽電池モジュール(ソーラーパネル)が取り付けられています。
鳥よけの針金がソーラパネルを囲んでいます。鳥のフンなどで発電量が減ってしまっては大変ですからね。パネルの表面は綺麗ですから役に立っているようです。
少し離れて灯台の上部を見てみましょう。
灯器の右に立っているのは避雷針でしょうかね。電線が上部と中間のデッキ床を貫通して下まで伸びています。
灯器をアップしてみます。LEDです。 仕様からⅤ型のようです。
条件にもよるんでしょうが、8海里(約15㎞弱)も光が届くんでしょうかね。
灯器の上には鳥よけ金具が付いています。
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
そろそろ帰ることにしましょう。あまり長くいるとあぜ道に止めた車が邪魔だよって怒られてしまいそうですからね。
さて、次はどこの灯台へ行きましょうか。 「灯台リストへ」