レンズについている手ブレ補正機能。
実際にどのくらいの効果の差があるのか試してみたいと思います。
手近なところを撮ってみましょう。 先ずは設定の確認です。
手ブレ補正以外の設定ですがモードダイヤルは
「シーンインテリジェントオート」全てカメラに
おまかせって言うモードですね。
他はレンズの手ブレ補正スイッチ以外は何もして
いません。
あっそうだ!使用したレンズは「EF-S 18-55㎜
3.5-5.6 IS STM」ズームレンズです。絞りは全開の18です。
その結果です。左が手ブレ補正「ON」右の写真が「OFF」です。
う~ん・・・・違いが分かりません。ファイル情報を確認してみました。
手ブレ補正機能 | ||
ON | OFF | |
シャッター速度 | 1/30秒 | |
絞り(F値) | 3.5 | 4.0 |
焦点距離 | 18㎜ | |
ISO感度 | 125 | 200 |
ストロボもオートにしていましたが発光はしませんでした。
全ておまかせモードですが、絞りとISO感度が少し違っていますね???
違いが出やすいようにカメラは片手で持って不安定な状態を作って撮ったつもりなんですが
違いが出ません。そこでどうすれば手ブレ写真が起こるのか調べてみました。
1、シャッター速度が遅い場合、シャッターが開いている間でカメラが動く。
例えば、美術館など照明が制限されていてストロボ発光が禁止されている場所。
夕暮れ時やうす暗い屋内。
2、手ブレを拡大するような撮影。
例えば、望遠レンズを使用。手元の小さなブレが大きく拡大されてしまう。
この他にもいろんな場面があるんでしょうね。
では、手ブレ発生モードに挑戦です。設定は調べた結果を元に下の表のようにします。
ISO感度は手ブレに関係があるか分かりませんが一般的な100にしておきます。
使用説明書をあっちこっち見ながらの設定です。
シャッター速度 | 1/60秒(Tv設定) | |
焦点距離 | 250㎜ | |
ISO感度 | 100(設定) | |
絞り(F値) | カメラ任せ |
シャッター速度を設定します。モードダイヤルを
「Tv」シャッター優先AEの位置にします。
モニター画面がこのような表示に変わりました。
シャッター速度は「1/125」に
ISO感度は「AUTO」になっています。
シャッター速度の数字表示の左右に回すような矢
印があります。「電子ダイヤル」で調整できるこ
とを示しています
☜このギザギザの付いて左右に回すことが出来るダイヤルが「電子ダイヤル」です。なんの表示もないんですね。
その上の丸いボタンはシャッターボタンです。
「電子ダイヤル」を回してモニター画面を見なが
ら数値を「1/60」秒に合わせます。
意外と簡単。
次にISO感度の設定です。
☜この「ISO」って書いてあるボタンがISO感度を設定するボタンです。このボタンで直接ISO感度の設定をするのではなく、ISO感度を設定する画面をモニターに表示させるためのボタンですね。
押してみましょう。
最初は「AUTO」の文字が黄色い枠に囲まれて
いて現在の設定を表していました。
設定の変更は設定したい数値をモニターの画面に
タッチするだけです。さすがタッチパネルです
ね。「100」を指で触ったら黄色い枠に囲まれ
選択されたことを表示しています。
モニター画面を確認してみましょう。
ISO設定画面からモニター画面への変更方法は
3っつあるようです。
その1 ISO感度設定画面で右下の
「リターン」(曲がった矢印)を
タッチする。
その2 「ISO」って書いてあるボタンを押す。
その3 設定後5秒程度すると勝手にモニター画面に切り替わる。
これでカメラの設定は完了です。
後は焦点距離です。焦点距離を250㎜にするためにズームレンズを交換します。
ダブルズームキットで付いてきた長い方のレンズです。「EF-S 55-250㎜ 4-5.6 IS STM」ズ
ームレンズです。レンズの交換は以前の準備段階で練習し楽勝です。
こんな格好になりました。焦点距離を250㎜にした場合はレンズが長くなりますね💓
コンデジでは味わえないこんな格好がジジイは大好きなのです。💘
今回は写真の枚数が多く、文章も大分長くなっちゃいましたね。
手ブレの結果は 次回 手ブレ補正の確認をしてみた結果です でお知らせ予定です。
ほんとにハッキリ違いがわかるように撮れるかとても心配なのです。
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