デジタル一眼レフカメラ EOS MENUボタン コンティニュアスAF する?しない?

こんにちは! デジタル一眼レフカメラ初心者のデジイチ爺です。

今回はデジタル一眼レフカメラ キャノンEOS Kiss X7i を対象としてMENUボタンで設定する「コンティニュアスAF」についての学習です。

「コンティニュアス」とは?「Continuous(連続的な)」を意味する英単語です。

「AF」は「Auto Focus(オートフォーカス・自動焦点合わせ)」ですから、合わせて日本語では「連続的な自動焦点合わせ」とでも言うのでしょうか。そのまんまですね(;^_^A

「AF方式」に関しては「メニュー機能の設定」として「使用説明書」の156ページに説明されています。索引で「コンティニュアスAF」を調べても載っていませんよ。

「MENU」ボタンを押して、メニュー画面の一番上の横列、左から4番目のタブです。

このカメラの格好をしたタブを、よーく見ると他のカメラのマークとチョット違ってますね。このマークは「ライブビュー撮影」を表しています。

縦列 上から3番目の「コンティニュアスAF」を選択します。

「SET」ボタンを押します。 「する」か「しない」の2択ですね。

ここで「使用説明書」の156ページの該当部分を転載させていただきましょう。



一つひとつ確認してみます。

●「初期設定では[する]に設定されています。」

「する」にしておくほうが一般的なようです。その理由が以降に書かれています。

●「常に被写体の近くにピントを合わせるため、シャッターボタンを押したときに素早くピ ントが合います。」

状況によって異なるとは思いますが、「する」と「しない」に設定した場合の時間差を比較してみました。

近くの被写にピントが合っている状態から、遠くの被写体にレンズを向けてピントが合ってフレームの色が白色から緑色に変わるまでの時間です。

「する」と「しない」で色んな方法で試してみたんですがどちらも2秒程度でピントを合わせることが出来ました。大差無かったですね。

但し、「する」に設定している方が被写体を見つけやすいです。

時間差を確認する時は近くと遠くのそれぞれ同じ被写体間を行ったり来たりしました。被写体のある場所が明確でしたのでその方向にレンズを向ければボケた画面の中でもほぼドンピシャで被写体を見つけることが出来てしまいました。

でも初めての被写体にレンズの方向を向ける場合は「する」に設定したあったほうが被写体を見つけやすいことは確実です。つまりシャッターチャンスを逃しにくいとも言えますね。

●「なお、[する]設定時は、頻繁にレンズが動き、電池が消耗するため撮影可能枚数が少なくなります。」

「する」にしていてレンズの向いている方向を変えて被写体の遠近距離を変えた場合、カメラの外観からは何の動きもありません。フォーカスリングが回るなんてこともありません。

レンズ内部で各レンズ間の距離をモーターで動かしているんですね。モーターを常に動かしてピントを合わせようとしているんですから電池も消耗します。結果的に電池切れによる撮影枚数が少なくなるということです。

●「また、AF方式の[クイックAF]を選択すると、コンティニュアスAFの設定は自動的に[しない]になります。他のAF方式を選択すると、元の設定に戻ります。」

ライブビューの状態でピント合わせをする方法とファインダーを覗きながらピント合わせをする方法は異なっているようです。

こちらのページをを見てください。「AF方式を考えてみる クイックAF

[クイックAF]を選択した場合だけ液晶モニター上ですがファインダーを覗きながらピント合わせをすると同じ方法になっているんですね。つまりシャッターを半押ししないとピント合わせが出来ないと言うことなんです。

●「コンティニュアスAF中に、レンズのフォーカスモードスイッチを〈MF〉に変更する場合は、カメラの電源を一旦切ってから操作してください。」

〈MF〉とは「Manual  Focus(手動焦点合わせ)」ですね。

レンズのフォーカスモードスイッチの位置は上の絵を参照してください。

カメラの電源を一旦切らずに〈MF〉にした場合はどうなるのでしょうか?

ググってみたのですがハッキリとどうなるとは分かりませんでした。更に、他のカメラの使用説明書ではこの部分に「重要」って書いてあるものもあります。

無視して、知らないで、又は間違ってヤッチマッタ場合はどうなるんでしょう。カメラが壊れてしまうとかするんでしょうか? だったら怖い。でも技術力の高い Canonさんの事ですから間違ってヤッチマッタことは想定内で壊れることはないでしょう・・・と思います。きっと。

デジイチ爺のブログでは「やってみよう」が基本です。やってみました。

数回〈AF〉⇒〈MF〉⇒〈AF〉を繰り返しましたが壊れませんでした。良かった(;^_^A

AF中に〈MF〉に切り替えるとピントを合わせる前の「ボケ」たままとなりました。

コンティニュアスAFは「する」に設定しておきましょう。「しない」に設定しておく状況ってどんな場合なんでしょうね?・・思いつきません。


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