平館港東防波堤灯台(たいらだてこう ひがし ぼうはていとうだい)
青森県 東津軽郡 外ヶ浜町 字平舘(ひがしつがるぐん そとがはままち あざ たいらだて)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1505 |
位置(緯度経度) | 41 09.5N,140 38.5E |
灯質 | 単閃緑光 毎3秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 9.4 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 3 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 8.2 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年 9月10日 |
マップコード | 594 842 702*81 |
ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は3秒間隔で1回ピカッと緑色に光ることを繰り返します。
灯台の位置です。
国道280号線より少し東の平舘漁港に灯台は立っています。
漁港内に車を停めておけるスペースはありますが漁師さんたちの邪魔にならないようにしましょう。
灯台の立っている防波堤は陸続きで歩いて行くことが出来ます。
防波堤の長さは約140m。楽勝ですね。救命胴衣とヘルメットを着用します。
まず初めに確認です。
灯台の名称は「灯台表」によると「平館港東防波堤灯台」です。「館」の文字の「へん」は「食へん」になっています。
灯台の建っている地域は「平舘」。「平舘」の文字の「へん」は「舌へん」です。
なぜ灯台だけが「館」の文字を使用しているかは調べても分かりませんでした。
平館灯台は津軽半島の北東端にあり、平舘海峡を隔てて下北半島があります。平舘海峡の幅は青森ー函館間で最も狭くて約10㎞。
灯台の向こう側に下北半島がくっきりとその岩肌まで見て取ることが出来ました。
灯台全体の写真です。
コンクリート造り、表面はタイル貼りになっています。
灯塔が下の管制器室の中心にありません。標準型防波堤灯台ではないようです。
灯台の上部を見てみましょう。
灯器はLED、電源は太陽光発電システムですね。
灯台を訪れた時間は午後5時30分頃。灯器に灯りが点きました。
灯器部分のアップです。
緑色のLED球が付いています。周りがまだ明るいですから頼りなく見えますが光達距離3海里、約5500m届くのですね。
それでは「初点記念額」を見てみましょう。
気になっていた「平館」の「館」の文字です。
「館」でも「舘」でもありません。
「へん」の部分をよく見ると「舘」に近いのですが縦の棒が上に突き出ています。
このような文字は私が調べた範囲ですが見つけることが出来ませんでした。
灯台の謎がまた一つ増えました。いつか解明してみたいものです。
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。 「灯台リストへ」
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