両津港北防波堤灯台(りょうつこう きたぼうはていとうだい)
新潟県の離島、佐渡市にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1334 |
位置(緯度経度) | 38 04.9N,138 27.0E |
灯質 | 単閃赤光 毎4秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 19 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 7 |
構造 | 赤塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 16 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年5月20日 |
ちなみに灯質欄の「単閃赤光 毎4秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は4秒間隔で1回ピカッと赤色に光ることを繰り返します。
灯台の位置です。
佐渡へは新潟市の新潟港と佐渡市の両津港を結ぶ航路と、新潟県上越市の直江津港と小木港を結ぶ航路があります。どちらも佐渡汽船を利用します。
佐渡へ行かれる方へ、特に車で渡航するためにフェリーを利用される方は事前に佐渡汽船さんのホームページの中の「割引情報」のページをチェックしてください。往復で1万円程度もお安く利用できるかもしれません。
佐渡へ行かれるなら「さどまる倶楽部」も事前にチェックしておくとお得ですよ。
佐渡島を代表する民謡のひとつ、佐渡おけさの「おけさ笠」と「着物の袖」をあしらったデザイン灯台です。
新潟港から両津港へ向かう佐渡汽船に乗ると両津港へ入港する少し前に船内放送で佐渡おけさが流れます。
佐渡おけさの放送が終わったころ、進行方向右側防波堤の先端に真っ赤な色のおけさ灯台が歓迎してくれます。
この灯台は陸続きではない沖にある防波堤に建っています。
写真を撮るには陸地からの場合は望遠撮影するか、佐渡汽船の船上から狙うことになります。防波堤先端側面に書かれた「おけさ灯台」の看板を写真の中に入れるのであれば船上からになります。
車で渡られる場合は、船が着岸する前に車に乗って下船できる準備をするように船内放送が始まります。
写真撮ってる時間があるのかなって心配しましたが大丈夫でした。
十分カメラに収めた後でも余裕を持って船を降りる準備が出来ますよ。
ズームアップしてみると「おけさ笠」の部分はアミのようになっていました。
灯台の頭の部分をメンテナンスする場合はこの笠がすっごく邪魔になるんじゃないかって、いらぬ心配をしているのは私だけ?
船を降りて岸からの撮影です。
佐渡汽船ターミナルの近く、施設自体がチョット小高い丘のようになっている「あいぽーと佐渡」の上からの撮影です。 距離約1200mです。
焦点距離35㎜判換算約600㎜の撮影です。
この日は好天で海からの蒸気の関係なのか少し全体的に白っぽくなってしまいました。
「焦点距離35㎜判換算約600㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠ズームレンズを使っている訳ではありません。
600㎜のレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてお高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。
ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか? 「灯台リストへ」
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