灯台を訪ねて- 上磯港南防波堤灯台 Kamiiso Ko

上磯港南防波堤灯台(かみいそこう みなみ ぼうはていとうだい)

北海道北斗市(ほっかいどう ほくとし)にある灯台です。北斗市は函館の西隣り。

航路標識番号(国際番号) 0014.5
位置(緯度経度) 41 49.0N,140 39.4E
灯質 単閃緑光 毎3秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 9.1
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 3
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 4.8
備考
訪問日 2019年 9月11日 
マップコード 86 213 553*24

ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は3秒間隔で1回ピカッと緑色に光ることを繰り返します。

灯台の位置です。
灯台の立っている防波堤は陸続きで歩いて行くことが出来ます。
くの字形に折れ曲がった防波堤は途中までの幅が20mほどあるのでそこまでは安心して車で行くことが出来ます。そのさき灯台までの幅は10m位で車で進めることも出来ますがチョットしたハンドル操作ミスが命取りになりかねません。200mほどは歩いて行きましょう。
当日は小雨の天気で足元が濡れています。滑って転倒なんてことにならないように慎重に歩きます。もちろん防波堤歩きの必需品救命胴衣とヘルメットを着用しています。

灯台は防波堤の一段高い場所に立っています。
手すり付きのコンクリート製の階段でシッカリシニアには有り難い造りです。

灯台の全景です。
FRP 強化プラスチック造りです。
頭の部分は標準型防波堤灯台のFLD型ですが、首から下はFLC型のような格好をしています。背景は函館湾とその先は函館市街になります。

灯台の上部です。
灯器はLED。電源は太陽光発電システム。
灯器の上の曲がって付いている棒のようなものは「鳥よけスパイク」。
真っ直ぐに取り付けられていたはずですが強風や強い波を受けたためか曲がっちゃってます。

灯台の足元です。
防波堤にしっかりと固定する目的で防波堤コンクリートに穴を掘って埋め込む方式が多いように思うのですが、この灯台は防波堤面にボルトで取り付けられています。このような方式はあまり見たことはありません。
防波堤灯台のように移設することを前提としての設計であれば、このような方式になるのでしょうね。

初点記念銘鈑です。灯塔の丸みに沿って薄い板が貼り付けられています。
そして、見え辛いのですが初点記念額の下枠に文字が書かれていました。
「上磯町長 海老澤 順三 揮毫」 
これって揮毫者(きごうしゃ 元となる文字を毛筆などで書いた人)の名前ですね。
そういえば「当別港南防波堤灯台」の揮毫もこの方でした。
揮毫者には市町村長、海上保安部長さんの他にも地元の小中学生の名前もあります。
スッゴク良い記念になると思います。出来たら私にも揮毫者になってくれないかってお話が頂けないかなぁ~。💓
どうすりゃ揮毫者に選ばれるんでしょうか?
おっと!その前に筆なんて小学生の習字の時間以外持ったことがありませんでした(;^ω^)

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。        「灯台リストへ」


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